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母ちゃんが教える『何とかなるよ』 nantokanaruyo.com

幸せな生き方、教えたるよ。あなたが辛い時、寂しい時、迷った時、一人で乗り越えていけるように。頑張れるように。相手を思いやれる優しい人になってくれるように。間違わんと生きていってくれるように。あなたの心に、きっと届くように。

母ちゃんが教える21『綺麗事は人を離す』

 

 

 

母ちゃんです。

 

 

母ちゃんは昔から、綺麗事が嫌いや。

 

 

①「あなたのためを思って言ってる」

 

これは、ぐわ~っと否定してきたり文句ゆっ

てきたりする人がよくつけたがるやつや。

 

②「感謝している」

③「ありがたいと思ってる」

 

これは、それまで散々誰かのことボロクソに

言っとったあとに、最後につけるやつや。

 

 

 

この言葉聞くと、母ちゃんは一気に冷める。

 

これはもう正しく訳しとかんと、みんなおか

しくなるとあかんで訳しとく。

 

 

①あなたのためを思って言ってる。

(訳)

お前のそれ、本当にムカつくでやめろ。

お前のためちゃう!自分のためや!

ええか、これから先、二度とそれすんなよ。

あっ!でも悪く思われたら嫌やで、コレつけ

とこ。

 

②感謝している。

(訳)

私いい人でしょ。私は優しいでしょ。

こんなことでさえ感謝できるってこと、知っ

といてな。尊敬してな。

 

③ありがたいと思ってる。

(訳)

ただただ激しくムカつく。すごく嫌やった!

おっと、危ない!私はできた人間って思わし

とこ。

 

 

間違えたらあかん。

そういうこと言う人の本音はそこにある。

だいたい顔に出とる。言い方で十分出とる。

みっともない。

 

母ちゃんは、そんな話し方してこられると、

申し訳ないけど優しくしたろと思わんくな

る。

その人がそんなんして村八分にされたら、そ

したら助けたるけど。

 

これが、ちゃんと分かってない人が多い。

 

綺麗事言っていては、人と仲良くなることは

できない。

それで寄ってくるのは、同じ綺麗事村出身の

人か、まわりからよく見られたいという人し

かおらん。

ほんでそれはどうせ満たされやん付き合いに

なる。

ある縛りの関係が終われば、アッサリ関係も

なくなる。

永遠に、自分を必要としてる人はおるんか

な、とか思わなあかんくなる。

 

自業自得や。

 

 

綺麗事ってのはな、実は使う人は、四種類の

人間しかおらん。

 

⚪キレイ事言っておけば、人によく見られ

て、愛されるはず。

なんやったら大人なんやから常識やしと、思

っとる人。

 

⚪かわいそうとは思っても、時間が経ったら

他人事になってしまう人。

 

⚪かわいそうと思っても、自分のある程度の

ところまでしかやらん人。

 

⚪育ってきた人生に、耐えられないことはな

かったような、そもそも人の気持ちの分から

ん人。こういう人間は、自分は出来た人間や

と思っているふしもある。

 

 

母ちゃんは、綺麗事というのに随分不快な思

いをしてきたので、綺麗事は一切認めてへ

ん。仲いい人達が綺麗事言った時は、もちろ

んそれはあかんと伝える。

 

 

 

母ちゃんが聞いてきたことあるなかで、不快

で引いたベスト3の綺麗事は、コレや。

 

【第一位】

 

「私が親代わりになるでね」

「何でも言っていいし、何でも甘えてね」

 

これは断トツトップやな。

 

うそつけ。親の変わりは絶対せん。

ちょっと意地悪なこと言うで。

 

母ちゃんが病気になったらお金出してくれる

か?出さんやろな。生活に困ったら自分を犠

牲にしてでも助けてくれるか?助けやんやろ

な。

第一そういうこと言う人は気づいてへんのか

な。

そもそも我が子とは圧倒的な差がある。

 

親代わりを使うんなら、根性入れて使わなあ

かん。

 

その言葉は、人の気持ちの浮き沈みに大きく

影響さす。実質的に助けられるかどうかは問

題じゃない。それが心から言ってくれた言葉

なら、母ちゃんはきっと、心配かけやんよう

に、負担かけやんように、本当はえらくても

嘘つき続けると思う。

 

それが、自分の親に思う気持ちなんやろ。

知らんけど。

 

つまりは、それぐらいの覚悟でってことや。

そんな簡単に使ったらあかん。

それは騙すと同じことや。

 

特に、母ちゃんにはあかん。

 

母ちゃんは、この言葉を使う大人は、死ぬほ

ど嫌いやった。

たったの一度も、親代わりの人は存在せんか

った。

 

【第二位】

 

「気のせい、考えすぎ、楽しいこと考えよ」

 

母ちゃんが他人に愚痴こぼすことなんて、あ

んまりない。

勝手に人の人生にしゃしゃり出てきて憶測で

もの言うな、と深い怒りを覚える。

人の気持ちが考えられやんのやなと軽蔑す

る。

 

【第三位】

 

「なんかあったらいつでも言ってね」

 

言いきってもいい。

これ言う人は、自分のできる範囲までしかや

らん。

自分が忙しければ、どんなに傷ついた人であ

っても、冷たくあしらったりする。

 

 

 

 

母ちゃんは、子供の時から大人やった。

すでに、人生の酸いも甘いも知っとったとい

っても過言ではない。

大人の人の綺麗事に、傷つき続けた。

 

「親だと思ってね。親代わりやと思ってね」

の言葉を、信じようと思ったこともある。

でも、必ず裏切られた。

そばにいさせてもらいたくても、そばにおる

のは、その人の子供だけやったな。

母ちゃんはだんだん、本当かどうかが分かる

自分なりのチェック表が、頭のなかでできあ

がっていった。

だから、裏切られる回数をこなせばこなすほ

ど早い段階で気づくので、ひっかからんくな

った。

 

母ちゃんは、ただ落ち込んどるのが嫌やった

から、少しでも心を動かさんように、期待し

たり傷ついたりしやんくてすむように、対策

をとっていた。

 

そのかいあって、その言葉では全く心が動か

んどころか、その人がどんなにいい人でも、

その言葉を聞いた途端、サーと、気持ちが冷

める音が聞こえるようになったわ。

 

今では、ニッコリ笑ってありがとうと言える

ようになった。大人になった。

でも、心は売ってない。

 

 

母ちゃんが、この言葉を使う時はきっと、寂

しくないように裏切られたと思わんように、

根性入れて使うと思う。

というより、多分使えへん。

 

一緒に暮らして一緒におる時間が長いだけで

もう、我が子との差を感じさせてしまうや

ろ。心あってもあかんやろ。

それに母ちゃんは多分、その言葉は言わん。

行動で示すやろな。

 

 

 「気のせい」「考えすぎ」の言葉が、いかに

人を傷つけるかは、母ちゃんが一番よく知っ

とる。

そんな人は、愚痴なんてしゃべる暇もない。

だって人の声なんて聞かへんもん、そういう

人ら。聞きたくなさそうや。

だから母ちゃんは言わん。

 

多分あれやな、うっとおしい、もう勘弁し

て、背負いきれやん、の変わりに使うんやろ

な。それならむしろ、そう言うたらええのに

な。

 

その経験から母ちゃんは、この二つの言葉

は絶対に使わへんし、使っとる人には使っ

たらあかん言葉やと怒りをもって伝えとる。

 

 

もしもあなたがその言葉で傷ついてきたとし

たら。気にせんでええよ。

その人らがアホなんやでな。

 

でももし、あなたがそれまで他の人に使って

いたとしたら、ちゃんと反省せなあかん。

母ちゃんは、それは許さん。

 

そもそも気にしすぎということは絶対ない。

気になるから気にするんやから、自分がした

くなくても気にしてしまうんやから、それ言

って気にならんくなることはない。

大いに気にしていい。

 

考えすぎということも絶対ない。

落ち込むことあったら、考えたくなくても考

えてしまう。

それ当たり前やで。

大いに考えすぎていい。

 

みんながその言葉で傷ついとる。

 

母ちゃんは、いつも思う。

思うもんは、しょうがないわ。

それほど辛かったら当たり前や。

 

それだけでは楽にしてやれやんで、ちゃんと

楽になれるように教えたるでな。心配せんで

ええよ。

 

そやけど、人は忘れやすいし身勝手や。

母ちゃんは、人は信用せん。

 

今は辛いで分かったとしても、自分がまた辛

くなくなればどうでもよくなるんよ、それが

恩であろうが、いとも簡単にアッサリ忘れら

れるのが人間やわ。

 

だから母ちゃんは、それがどんだけあかんこ

とか、気持ちに寄り添いながらもそこは、シ

ッカリ教えとく。

他の人にしたらあかんでな。

 

 

「なんかあったらいつでも言ってね」

これはもう、つけといたらええんやろと軽く

考えとる人が多いな。

これは本来軽く使う言葉じゃない。

 

人は、辛くてどうしようもないって時は、誰

かに聞いてほしいって人が多いな。

 

辛い思いした人が母ちゃんのとこにきたと

き、もしも母ちゃんが忙しいを感じさせてし

まったら、言えやんくなってしまうやろ。

 

その人にとったら、今の辛い気持ちよりも、

母ちゃんに冷たくされた、受け入れてもらえ

なかったのほうがもっと辛い。

だから母ちゃんは、どんだけ忙しくても出さ

ん。それはあかん。

それが深夜だろうが早朝だろうが別に関係な

い。

人それぞれ辛いことある時間は違うやろ。

電話なんかも、その人がかけてくれた一番辛

いときに出れやんかったら、本当に悪いこと

したって、落ち込む。

そのとき聞いてやれやんかったらあかんわ

な。

 

 

母ちゃんはそうやって人と付き合ってきた。

 

 

 綺麗事は、人を離す。

それは、心が入ってないでや。

 

 

元気になってね、頑張ってね、も言うところ

間違えば傷つける言葉に変える。

相手の気持ちや立場になったら分かるのに。

 

子育て苦労しとる人に、我が子愛せやんくて

苦しんどる人に、自分は子育て平気とかゆっ

たらあかん。

 

上司の嫌味に毎日毎日が憂鬱で、腹が立って

しょうがない人に、 自分はその上司のこと何

とも思わんとか、ゆったらあかん。

 

 

傷ついてきた人は、

優しくしてもらえやんで辛かったな。

よく頑張ったな。

母ちゃんは、分かっとる。

 

この世の中から綺麗事がなくなるように母ち

ゃん頑張るでな。もう少し待っとってな。

 

 

でもな、覚えとかなあかんこともある。

自分の欲しい言葉だけちょうだいは無理やで

な。

あかんことしたら怒るし、恩忘れてしもたら

それはあかんやろ。

でもどうせ許すけど、その代わりずっとそれ

笑い話のネタにすんでな。

それやったら、罪悪感なくなって楽やろ。

ずっと感謝し続けやなあかんなんて、えらい

やろ。

 

 

 

そんな綺麗な人は、そもそもおらへん。

あなたも、他の人にしたらあかんよ。

 

 

 

母ちゃんを、悲しませやんといてな。

 

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