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母ちゃんが教える『何とかなるよ』 nantokanaruyo.com

幸せな生き方、教えたるよ。あなたが辛い時、寂しい時、迷った時、一人で乗り越えていけるように。頑張れるように。相手を思いやれる優しい人になってくれるように。間違わんと生きていってくれるように。あなたの心に、きっと届くように。

母ちゃんが教える60『隣の芝生は青い。というわけじゃない。』

 

 

 

 

母ちゃんです。

 

 

 

【隣の芝生は青い】ということわざがある。

 

他人のものは、何でもよく見えてしまう心理

を表しとるんやな。

 

 

これを分かりやすい感情で表すと、きっと、

【羨ましい】やな。

 

あなたは、人を羨ましいと思ったことある?

 

 

この感情は、隠す人が多いな。

 

羨ましいはな、人を苦しめる。人を歪ます。

 

 

似とる言葉に、【憧れ】ってのもあるけど、

【羨ましい】と【憧れ】は、ちょっと違う。

 

 

【憧れ】は、自分と違うものを持つ相手に対

して、それを心から素晴らしいと認めること

やろな。

 

【羨ましい】は、その人がズルをしとるよう

な、自分よりええ思いして恵まれとるように

感じる気持ちのことを言うんやろな。

自分も同じ思いがしたいとかな。

 

 

羨ましいと思うのはな、本当は変やわ。

 

 

母ちゃんはみんなにいつも、羨ましいという

感情が、いかに意味がないかの話をする。

 

それは本来、思わんでええことやでな。

悩んどるのは時間の無駄や。

 

 

 

母ちゃんも子供の頃は、

 

「お母さんおってええな。」

「ご飯作ってくれる人がおってええな。」

 

とか思っとったけどな。

なんやったら「ええな。」ばっかりやった。

 

ただ母ちゃんは、同じことを考えとるのが、

あんまり好きじゃなかったのと、思ったとこ

ろで手に入るわけじゃないしなと、割と諦め

は早かった。

いつの間にか思わんくなっとったな。

 

その感情に縛られとるのも、嫌やったしな。

 

そんなことよりも、

 

「なぜあることに感謝せえへんのやろ?」

「何で当たり前に思うんやろ?」

「もったいないな。」

「何でいっぱい喜ばへんのやろ?」

 

と、よく思っていた。

 

 

 

そして母ちゃんは、大人になるにつれて、

たくさんの人と出会うにつれて、いよいよこ

れは全く思わんでいい感情なんやと知る。

 

 

 

羨ましいというのはな、一個の側面しか見え

てへんからそんなふうに思うんや。

 

 

 

母ちゃんは、人を羨ましいと思うことは、

絶対にない。

 

 

今日は、そんな見えてへん側面の話しよか。

 

 

 

 

⚫とても異性にモテている人が、羨ましいと

する。

 

異性にモテるということは、それとセット

で、同姓に嫉妬されるがくっついとる。

 

嫉妬のエネルギーはすさまじいでな。

あの手この手で足を引っ張られる。

 

見に覚えがないことでも、起こったことにな

るし、知らん間にいらんことされる。

 

利用されることもある。

人間不信にもなるで。

 

モテたいと思うのは、その嫉妬もセットで望

むことになる。

 

 

 

⚫人の彼氏や彼女、旦那さんや奥さんが羨ま

しいとする。

 

 外ヅラ、内ヅラってのが誰しもある。

 

相手と何でも理解しあって、遠慮のない関係

に見えたり、とても仲よさそうに見えても、

その分その人の前ではどうしようもない人の

場合も多い。

 

浮気しとる人とか、話を聞かん人、家のこと

を何にも手伝わん人、自分の趣味や付き合い

に没頭する人、家族をあまり大切にできてな

い人なんかは、やましい気持ちや心の余裕が

あるし、ダメな人間は、他の人によく見られ

たいので、外ヅラがいい人が多い。

 

そういう意味では、幸せ度はトントンや。

どれを取るかだけやな。

 

・優しいけど、どうしようもない人か。

・我がままやけど、家族を大切にする人か。

・話は聞いてくれへんけど、誠実な人か。

・仕事はできるけど、それ以外は適当か。

・浮気はせんけど、うっとおしい人なのか。

 

優しくて、わがままきいてくれて、話も聞い

てくれて、誠実で、仕事もできて、自立しと

って、浮気もしなくて、うっとおしくないと

いう、それ全部持っとる人は、おらん。

 

ええとこばっかり見とるから、羨ましいとか

思うんや。それは相手に失礼やな。

 

トントンや。

 

 

⚫いい家族や親兄妹に恵まれて羨ましい。

 

フタを開けたらそんなもん分からん。

 

色んな家族があったけど、親であろうと一人

の人間で、その辺の人間関係とそんな変わら

ん。それを責める気持ちがあるのは、家族な

らではやな。

他人やったら諦めることも、望んでしまう。

 

親であっても兄妹であっても、仲がよさそう

で、深く付き合っとるように見えても、その

実はあんまり知らんことが多い。

 

人は、距離が近いと興味の対象にならんし

な。知らんから夢中になるんやろしな。

 

自分のことしか考えてないような、最低最悪

な家族は、そんなに珍しくもない。

 

なんといっても、いい加減にしてもいいし、

何を言っても許されるという、遠慮もなけれ

ば感謝も恩もない関係になりやすいのが家族

や。それに苛立っとる人は多いな。

 

どこん家もそんなに大差ない。

 

言わへんだけで、誰しもが大なり小なり不満

を抱いとったりする。

 

 

母ちゃんとしては、あかん親に苦しんできと

る人があまりにも多かったので、いい面も悪

い面も見たときに、結果、親がおらんのは、

ラッキーやったと思っとる。

 

親がいるのは、若い間だけやろ。

遠くの親戚より近くの他人や。

 

母ちゃんは、人付き合いも友達も多かったけ

ど、年齢の幅も性別もそれぞれやったけど、

こんな親ええなと思ったのは、一人か二人ぐ

らいやったな。

 

母ちゃんはナマケモノなので、親おるのは、

どうも向いてなさそうや。

 

 

⚫お金をいっぱい持っとる。いい家や車があ

る。いい服着とる。

 

これはな、お金を使うポイントが違うという

こともある。

 

他人に見られる物ばかりを着飾る人もおれ

ば、旅行費だけは絶対にケチらんという人も

おる。

 

何も派手な様子はないけど、美容院だけはお

金をかけとる人もおったし、食べ物は産地直

送のものや、テレビで紹介しとる店に食べに

行くのが趣味な人もおったな。

 

第一、そこにお金をかけるということは、

その他で切り詰めとったりする。

 

それでも、全てにお金をかけているように見

えたとしたら、それはその他で、人生におい

て、何かついてないことが必ずある。

 

不幸でお金があってもしゃーない。

お金と不幸のセットや。

 

 

⚫みんなに愛されている。その人の持つキャ

ラで、許されることが多い。羨ましい。

 

これは、二種類に分かれとると思う。

 

生まれもっての容姿や、育ってきた環境から

くる雰囲気がみんなに受け入れられやすいタ

イプと、心の優しさやその人の性格がみんな

に愛されるタイプやな。

 

前者は、最初っから得することばっかやか

ら、これは間違いなく、その他の部分で苦労

せなあかんことがついてくる。

 

これは、どうあがいても何ともならんので、

運が悪い。どこかで変わらん限りは、一生不

運とセットや。

 

それから、こういう人は、愛情の不足や辛い

ことなどがあまりなく生きてきとるので、人

との関わりが多く見えても、人と深く付き合

うことは出来やん。

 

人の気持ちや痛みが分からへんでな。

 

深く付き合おうとした人は、離れてく。

 

 

後者は、それだけいつも頑張っとるんやろ。

人の気持ちを大切に生きとるんやろ。

 

それが正当やから、羨ましいのなら、自分も

その努力をしたらええだけのことや。

 

 

 

出会ってきた人や友達には、

 

「母ちゃんみたいになりたい。人に愛されて

羨ましい。」

 

と言われるけど、そんなときは必ず、

 

「母ちゃんがこれまで経験してきたことや、

辛かったこと怖かったこと、それ全て同じ体

験して逃げへんとやれるなら、余裕でなれる

んやで。やれへんかったら手に入らんよ。

できへんやろ?そんなもんな、そもそも望む

のがおかしいんよ。」

 

と伝えている。

 

 

母ちゃんになりたいのなら、母ちゃんのそれ

までの人生がセットや。

 

 

 

一個の側面しか見えへん人は、人との違いに

苦しんだり損したり、本来思わんでええこと

に頭使わなあかんな。

 

 

全部の面が見れたら、羨ましいや嫉妬などと

は無縁や。

 

 

羨ましい羨ましいと生きとる人は、人が離れ

るやろし、それを奪ってやろうとか苦しめて

やろうとする人は、必ずバチがあたる。

 

 

 

 

娘が小さい頃、よくこの話をしとった。

 

 

「羨ましがるのはおかしいんやで。

どんなことでも、ええ部分とあかん部分が必

ずセットになっとんでな。

 

人は皆、ええ部分しか見やへん。

それは損なんやで。

全てが見通せる子になりなな。

 

それから、それを怒りや憎しみに変えてしま

ったら、神様にバレるんやで。

 

神様にバレたら、それはもう怖いんやで。」

 

 

「神様ってどこにおるん?」

 

 

「自分の心の中と、お空の上や。」

 

 

 

 

 

娘がある日、こんなことを言っとった。

 

「お友達がな、うちの家が羨ましいって。

自分の家はアパートやで恥ずかしくて嫌やっ

て。あとな、母ちゃんみたいなお母さんが良

かったって言っとった。」

 

 

何て言ったのか聞くと、

 

 

「家に住んどる人は貧乏で、アパートに住ん

どる人はお金持ちなんやって、母ちゃんが言

っとったで。あと、その分やることが多くな

るし、何もいいことないんやって。

 

母ちゃんがいつも、うちは貧乏や貧乏やって

言っとるで。貧乏で恥ずかしいって。

いっつもお金ないって言っとるしな。

 

あとな、うちの母ちゃんが怒ると、鬼のよう

に怖いで。やめといたほうがええで。

あれはそんで、ただのオバンやで。」

 

と、言ったらしい。

 

友達は、すごく嬉しそうに「そっか~。そう

なんや~。」と言って笑っとったんて。

 

 

それでいい。

 

 

娘も、人を羨ましいとは、思わへんと言う。

ただ、憧れる人は、おるんて。

 

その子とおると嬉しいとか、ニマニマしたり

すると言っとる。

 

その子にええことあったら嬉しいかと聞く。

 

「メッチャ嬉しい。自分のことより嬉しいと

思う。だってうち、その子が嬉しそうにしと

ったら、勝手に嬉しくなってしまうもん。」

 

と答えた。

 

 

 

 

 

 

 

娘「神様って何しとるんやろ?」

 

 

母「見たことないで知らんけど、あかんこと

しとる人怒るために、見張っとるんちゃう?

 

お願い事とかはな、どうやら言っても絶対叶

えてくれへんわ。

 

母ちゃんが子供の頃にな、好きな男の子と、

一緒のクラスになれますようにって毎日お願

いしたんやけど、あかんかったもん。

 

神様の仕事はきっとな、ちゃんと正しく生き

とったら守ってくれることと、あかんことし

たら怒ってくれることちゃう?それだけちゃ

う?あとはゴロゴロしとるんちゃう?」

 

 

娘「目が疲れそうやな。」

 

 

母「近視かもな。」

 

 

 

 

 

 

隣の芝生は、一個の側面で見たら青い。

 

 

 

全ての面が見れたら、同じ色な事を知る。

 

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