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母ちゃんが教える『何とかなるよ』 nantokanaruyo.com

幸せな生き方、教えたるよ。あなたが辛い時、寂しい時、迷った時、一人で乗り越えていけるように。頑張れるように。相手を思いやれる優しい人になってくれるように。間違わんと生きていってくれるように。あなたの心に、きっと届くように。

母ちゃんが教える68『いらんストレスを拾わん挨拶の仕方』

人付き合い①

 

 

 

母ちゃんです。

 

 

 

母ちゃんが人に挨拶する時には、なんとなく

法則があるらしい。

 

それに気づいて教えてくれたのは、母ちゃん

の昔からの友達やった。

 

 

その友達が言うには、遊ぶときの母ちゃん、

仕事をする時の母ちゃん、母親になってから

の母ちゃんなど、どれもだいたいこの法則に

当てはまっとるらしい。 

 

 

「母ちゃんの挨拶にはな、秘密があるで。」

 

 

得意な顔をして教えてくれた。

 

母ちゃんが人に挨拶する様子を、いつもよく

見とったらしい。

 

よくよく聞いてみると、なるほどなと思う。

 

母ちゃんは確かに、そんなふうに挨拶するよ

うにしとったからや。

 

 

その法則は、正しいとか正しくないとかでは

なく、ストレスをあまり拾わんで済む。

 

 

オススメや。

 

 

母ちゃんは、一人から数人までの人に挨拶す

る時には、顔を見て笑顔で挨拶をする。

 

でも、大人数の人に挨拶する時には、顔は見

てへん。

景色に挨拶するようにしている。

 

 

一人から数人までの人に挨拶するのは、明ら

かに対象者がその人らやと分かるので、ちゃ

んと気持ちのいい挨拶をせなあかん。

 

そのあと一日、気にさしてしまうでな。

 

そんなちっちゃなことでさえ、人はとても気

になってしまうもんやでな。

 

 

そんなんは、あかん。

 

 

人が多く集まる場所、例えばそこが職場やと

か、しがらみのある場所やったりすると、

母ちゃんは基本的には、一人一人の顔など、

見やん。

 

そこに仲のいい人がおったり、声が大きく、

感じよく挨拶してくれる人は目がいくので、

見てしまう。それ以外は見やへん。

 

 

だいたい学生の頃から思っていた。

 

 

人なんてものは、大人数の中で、全ての人の

顔を一瞬で見ることなどできるわけがない。

 

そこに誰がおったのか、その一瞬で把握する

ことなど不可能や。

 

 

友達らはよく、あの子は自分に挨拶してくれ

やんとか、あの子は自分のことが嫌いなんや

とか、挨拶一つでいつまでもいつまでも気に

していた。

 

 

気にするがあまり、またそれを確認しようと

するので、またまた事実をねじ曲げては、そ

の事にとらわれていた。

 

 

それが、怒りに変わったり悲しみに変わった

り、挨拶はみんなにとって、結構なストレス

になり得ることを知った。

 

 

あと女友達の中には、独占欲が強い子が時々

おって、母ちゃんが他の子と仲良くすること

を嫌がる子もおったので、誰かだけに目を向

けると後々面倒で、それも景色を見ることに

した理由の一つかもしれやん。

 

 

あとは、母ちゃんは基本的に人にあんまり好

かれたいなどとは思わん。

 

愛想なんか振りまかん。

 

仕事場では、特にその傾向が出るんかもな。

 

 

その様子をその友達が見た感じは、気だるそ

うに見えるらしい。

 

 

まあそうやな、気だるいな。

あと母ちゃんは、朝は眠い。

 

 

挨拶なんてもんは別にせんでも、それぞれが

それぞれを景色の一つとして捉えたらええや

んといつも思っている。

 

用があったら、話しかけたらいいんやでな。

用がなかったらのんびりしとったらいい。

 

 

 

前に職場で、面倒な人がおったな。

この人の話もしとくわな。

 

 

母ちゃんは基本的にギリギリに職場に入るの

で、職場に入ると、だいたいすでにみんな来

ている。女の人なんかは休憩室にどっとたま

っている。

 

 

これについては、どの場所に行くときでも、

母ちゃんはいつも、ギリギリに入る。

 

友達と会うのなら別やけど、そうでないとこ

に使う時間は無駄やでな。

 

そこでの仕事をきちっとこなして、誰にも迷

惑かけやんだらええだけのことや。

 

 

全体が集まってるときは景色に挨拶をするけ

ど、いざ仕事が始まると近くのデスクにおる

人には顔を見て挨拶をし、通りかかった人に

もそうしていた。

 

みんな笑顔で返してくれるし、それでいい。

 

 

そんな中、ちょっと変わった人がおってな、

この人は、仕事も出来やんうえに、人からも

受け入れられにくい人間性やった。

 

さらに媚び体質で、人によって態度を変え、

みんなからは、バカにされていた。

 

母ちゃんは、悪口の話にも入らんかったし、

その人にとっては、母ちゃんは年下やったで

な、ちょっと油断したんやな。

 

 

デスクが近かったので、母ちゃんは、その日

もいつも通りに挨拶したら、無視してきた。

 

勘違いかなと思ったので再び挨拶すると、

また無視をしてきた。

 

 

 

ほっほお。

ええ度胸やな。

 

 

 

母ちゃんは、その人の顔の真ん前まで行って

挨拶をしてやった。

 

 

すると、それに耐えられやんかったのか、

 

 

「さっき挨拶しましたよ。私が挨拶したの

に、そっちはしてくれなかったから、あら、

どうしてだろうって思ったわ。」

 

 

 

 くっさ。

 

 

 

その人は、その大人数の中で自分は挨拶をし

たと主張してきてな。

 

 

「そういう女くさいこと、やめてもらってい

いですか。  あんだけの人数がおるのに、いち

いち顔覚えとるのがおかしいわ。

 

いつもいつも自分に人が注目しとると思った

ら大間違いですよ。

次やったら、ブチ切れますよ。」

 

 

言いたいこと言ったら、その後はもうサッパ

リするので、その人との関係はその日から良

好になった。

 

すでにブチ切れてはいたが、次やった時予告

もしておいた。

 

 

 

嫌な挨拶してくる人とか、挨拶しても無視す

る人とか、そんなん見たら不快やろ。

 

 

 

見やんだらええんや。

 

景色や。

 

 

 

それについて、自分を嫌っとるだの嫌ってな

いだの、そんなことは大したこととちゃう。

 

嫌ってくるなら、同じ温度で嫌っときゃいい

だけの話で、わざわざ自分からストレス拾い

にいかんでもええと思うで。

 

 

 

ただ失礼な態度された時は怒らなあかんな。

それをされたら、自分は嫌ですと伝えること

も、とっても大事なんやで。

 

 

 

 

 

一個だけ困ることもある。

 

 

娘がまだ幼稚園の頃、朝送りに行った時に、

顔を見やんせいで、同じ人に三度も短時間に

挨拶してしまったことがある。

 

 

一回めは駐車場。二回目は園の中。

三回目はまた駐車場。

 

 

三回目に苦笑いされて気づいた。

 

 

三回とも新鮮に今朝初めて会ったと思ったん

やけどな。

 

雰囲気でとらえすぎたな。

 

 

 

たまにはこんなこともある。

 

 

 

 

 

 

明日からは、大人数は景色に挨拶しといで。

 

 

誰がおるか分からんし、誰がこっち見とるか

も、誰が挨拶してくれたかも分からん。

 

 

ストレスなしや。

 

 

 

 

人数がおるときに、気だるそうに顔見やんと

挨拶しとる人おったら。

 

 

 

 

それが母ちゃんや。

 

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