母ちゃんが教える『何とかなるよ』 nantokanaruyo.com

幸せな生き方、教えたるよ。あなたが辛い時、寂しい時、迷った時、一人で乗り越えていけるように。頑張れるように。相手を思いやれる優しい人になってくれるように。間違わんと生きていってくれるように。あなたの心に、きっと届くように。

母ちゃんが教える75『自分は悪くなくて、いつも人が悪いとする人。』

 

 

 

母ちゃんです。

 

 

こういう人とは、関わらんほうがいいという

人がおる。

 

 

人を悪者にする人や。

 

 

そういう人は、明らかに自分が悪かろうが、

どれほど人に迷惑をかけようが、傷つけよう

が、必ず自分にも言い分があり、いつも自分

は被害者やと思い込んでいる。

 

さらには、自分の弱さに耐えられず、今ある

落ち込みから早く逃げたいと、自分の中で、

相手を嫌な人に仕立てあげる。

 

相手を嫌な人に仕立てあげることで、やっと

そこから立ち上がることができるらしい。

 

 

 

ある女性の話をしよか。

 

 

 

上司は、自分にばかり厳しく、他の人には許

されても、自分には許されないことがある。

 

自分への言い方はキツく、毎日仕事に行くの

が苦痛で仕方がない。

 

夜家に帰ると、ひたすら落ち込む。

 

次の日にまた仕事に行かないといけないと思

うと、もうそれだけでまた落ち込む。

 

 

 

その人は母ちゃんに、自分の辛さとその上司

への恨み辛みを訴えた。

 

 

自分には非がなく、その上司は、とても嫌な

人間であり、自分はとても理不尽な扱いを受

けたかわいそうな人やと聞こえた。

 

 

 

彼女は、いつも人を悪者にする。

 

 

 

自分は出来た人間やと勘違いし、いつも人の

ことを悪く言う。

 

 

 

 

「他の人には怒らんのに、私やと怒るの。

もう毎日が辛くて辛くて。私のこと嫌いなん

やわ。ほんの些細なことでも、私の名前を大

きな声で呼んで、怒るの。その上司のことを

考えるだけで体調が悪くなる。

仕事の帰り道にガソリンスタンドに寄ったん

やけど、給油口のキャップを閉め忘れて発進

してしまって、わーと泣いてしまったの。

多分ものすごいストレスやったんやわ。」

 

 

 

彼女は、自分を知らない。

 

 

 

彼女はいつも、責任を人になすりつけ、叱っ

てくれたり注意してくれる人を、嫌な人やと

する。

 

だからこそ彼女は反省などしたことがなく、

自分が悪かったなどとは思わず、あらゆるこ

とから逃げ続けてきた結果、普通の人が理解

できるようなことも理解できない。

 

理解しようとしない。

 

 

いつもどんなときも、自分が悪いとしたくな

いと言う。それを認めるのが怖いと言う。

 

 

 

 

『本当にストレスやったのは、その上司やろ

な。』

 

 

「え!何で?」

 

 

『自分は、注意してもらったことを、いつも

嫌やなと受けとるやろ。』

 

 

「うん。」

 

 

『注意してくれた内容よりも、その人の言い

方や、他の人と自分への態度の違いに不満を

持ってしまうやろ。』

 

 

「うん。そう。」

 

 

『注意したくてしとる人なんて、ほとんどお

らんのよ。ちゃんとしてくれたら、注意なん

かせんでええんやから、そっちのほうが楽や

でな。注意するのは、しんどいし、ストレス

やでな。』

 

 

「でも、私ばっかりキツい言い方するんや

で!」

 

 

『それはそうやったんやろな。』

 

 

「すごい嫌な言い方して、そんな細かいこと

まで言わんでもってことも言われる!」

 

 

『そうか。じゃあ、注意されたことを、次か

らは絶対にせんように努力した?同じことで

注意されやんように、忘れやん努力はした?

それから、なぜそれを注意されたのか考えて

みた?』

 

 

「ううん。嫌な人やなって。自分が嫌いやか

ら意地悪で言うんやろなって。ミスしたとき

も隠したりした。ミスばっかりした。」

 

 

『そしたらその人の注意は、無駄になった

な。随分ストレスやったやろうな。』

 

 

「無駄?ストレス?私じゃなくて?」

 

 

『じゃあ好きな先輩とか上司とかはおっ

た?』

 

 

「うん。おった!」

 

 

『その人は、どんな人やった?』

 

 

「優しい言い方して、あんまり注意されやん

かった。」

 

 

『そうか。母ちゃんはな、その優しいと思っ

とる人よりも、自分にだけ厳しかったその上

司のほうが、優しい人やと思うよ。それか

ら、よく考えてみ。その上司は、他の人にも

注意することあったやろ?』

 

 

「そういえばあった。」

 

 

『自分ばかりがと思う気持ちが、それを見え

やんくさせるんやな。どうやった?』

 

 

「その子にはそんなに嫌な言い方してなかっ

た。」

 

 

『何でやと思う?』

 

 

「うーん。私はいつも謝ればいいと思っとっ

た。でも謝る時はちゃんと、申し訳なさそう

に言っとったんやで。その子は、謝ってもな

かった。分かりました。とか、はい、気をつ

けます。とか言っとった。私はちゃんと謝っ

ても許されやんのに、何でその子は謝っても

ないのに許されるんやろって腹が立った。」

 

 

『その子は、その人を悪者にせんかったんや

ろな。注意はうざかったとしても、それを出

さんかったやろな。自分を嫌っとるからとは

受けとらんだんやわな。それからその子は、

二度とそのミスをせんように、注意されたこ

とを忘れやんとおったんちゃうかな。』

 

 

「そうか。」

 

 

『その上司は、上司になっただけあって優秀

やったんちゃうかな。自分には手を焼いとっ

たと思うよ。毎日顔見るのも嫌やったと思う

で。だって、何を言っても悪者にされる上に

反省もせんと、私は被害者ですって態度され

たらな。そんな人は好きにはなれやんのっち

ゃうかな。あかんことを注意しただけやの

に、それを次から気をつけてくれたらええだ

けやのに、落ち込みはするくせにそれを反省

もせんどころか直そうと努力もせえへん。

さらには自分を悪者に仕立てあげてくるわけ

やろ?それはイライラの日々やったと思う

よ。』

 

 

「私はいつもそうやね。いつも人が悪くて自

分は悪くない。反省もしたくない。自分はそ

んなにひどくないと思っとる。人の悪いとこ

ろばかりを見とる。」

 

 

『人はな、知らん間に人を悪者にするんよ。

それに気づきもせんのよ。あかんやろ。』

 

 

「自分が何であかんのか、やっと分かった。

ありがとう。私、直すわ!頑張ってそのまま

の悪い自分でおる!」

 

 

 

その女性は、その後も変わらず人を悪者にし

続け、それでも自分は悪くないと、人に迷惑

をかけ続ける自分を甘やかし続けた。

 

 

人に迷惑をかけたり、傷つけたり裏切ったり

することは仕方がなく、そんなことよりも、

自分が許されたいという気持ちだけでしか動

けないと言った。

 

 

 

 

人を悪者にするということは、自分の間違い

に気づかずに生きていくことになる。

 

 

反省するからこそ、そこから成長することが

できる。

 

 

自分に足りないところに気づけることは、あ

りがたいことであって、嫌なことではない。

 

 

成長するチャンスをもらうことや。

 

 

成長した先にあるものは、みんなが欲しがっ

ているものであり、その女性が喉から手が出

るほどに欲しがっているそれは、決して手に

入ることはないやろう。

 

 

 

逃げて、ごまかして生きてきたその女性は、

人と何かある度に怖い怖いと言う。

 

 

 

怖いのは、何の罪もない人を悪者にするその

女性やと、母ちゃんは思う。

 

 

 

注意してくれる人や、怒ってくれる人は、

ありがたい人や。

 

 

 

 

 

 

その女性が言う、自分が悪いのに怖いとは、

不思議や。

 

 

 

 

 

怖いことなど、きっとほとんどない。

 

 

 

 

 

 

人をいい人にするのも、嫌な人にするのも、

自分次第や。

 

 

 

 

 

落ち込みは、反省の後にすればいい。

 

 

 

反省して落ち込んだら、次は同じ失敗をせん

ようにだけを考えておけばいい。

 

それだけでいい。

 

 

 

 

言われたことで落ち込んどったらあかん。

失敗したことを落ち込むんや。

 

人のせいじゃない。

自分を責めて落ち込まなあかん。

 

 

 

正しく落ち込まんと、もったいない。

 

 

 

 

 

 

やらなあかん事に、目を向けてみ。

 

 

 

落ち込こんだり、怖くなったりする暇なんて

ないはずや。

 

 

 

 

 

何をさぼっとる。

 

 

 

 

 

 

失敗した後は、忙しいぞ。

 

 

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