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【乳がん、再検査】これから再検査行かれる方【必見】本当に私が体験した怖い話

クィーンズ・ホスピタルに乳がん、再検査行ってきました

先日、1年1度のマンモグラフィ検査で、要・再検査になってしまいました。

 【ハワイで受けた】乳がん検診・検査でまた引っかかる・要検査 https://www.nantokanaruyo.com/manmo/

再検査に行ってきました、もしもの事を考えると、不安で、ご飯もろくに喉を通らない日を何日か過ごしました。

今日は、もう1度、マンモグラフィ検査と、それが終わったら超音波検査(エコー)でした、マンモグラフィ検査で問題が見つかった部分に超音波検査(エコー)を何度もかけましたが、なにも見つからなかったということで、今回は大丈夫でした。

但し、マンモグラフィ検査で映像に写る、気になる部分は経過観察の為、6か月後に再マンモグラフィ検査となりました。

とりあえず、ホッとしました。

 

 

クィーンズ・ホスピタルの入り口で、今は、COVID-19の感染拡大しているので、病院内に誰でも勝手に入れないようにしています。

ここで、簡単な質問フォームが渡されるので、フォームに記載されている質問に回答して、回答に問題が無ければ、中に入れます。

質問の内容は、今、熱や咳は無いですか?とか14日以内に旅行に行きましたか?などCOVID-19に関する質問です。

中に入ると、行先を聞かれ、身分証明書の確認、検温、

私はまた、マスクチェックに引っかかったみたいです。

2枚重ねの1枚目にしている医療マスク(サージカルマスク)が見えなかったのか?

医療用マスク(サージカルマスク)を渡されました。

 

 

上の写真のおじさんは、昨晩、友人が救急車で運ばれてきたらしいのだが、その友人が、どこにいるのかわからず、ウロウロ

 

今は、実際に検査や診察に関係ない人は、来ていないので、空いてていいですね。

コロナ前は、お見舞いの人とか、診察や検査に来る人の付き添いなのか、家族全員ついて来てるような人達もいたので、いつも混雑してましたが、今は、ほとんど、1人で診察や検査に来るので、空いてます。

乳房をもう少しで全摘出されるところだった話

 

 

8年位前に、マンモトーム生検(ステレオガイド下吸引式組織生検)という検査をした時の話です。

ステレオ撮影が可能なマンモグラフィを用いて病変を確認して行うマンモトーム生検です。

触診や超音波検査では分からない、石灰化などの病変に対して行います。

組織検査の為に病変部の組織を吸引して少し採るというものですが、病変部の位置によっては高度の技術が必要みたいです。

私は、ハワイの中でも大きい病院3件行きましたが、どの先生も、結局、病変部の組織が上手くとる事が出来なくて、4件目のクィーンズホスピタルの有名な先生が15分でやってくれました。

この際に石灰化がなくなってしまうと手術で取り除く場所の目印がなくなってしまいますので、かわりにステンレス製のクリップを埋め込んでおきます。

 

 

1件目の病院  Pali Momi Medical Center(パリモミ・メディカルセンター)で検査できず

マンモトーム生検(ステレオガイド下吸引式組織生検)という検査は、マンモグラフィを用いて病変を確認しながら、するのですが、何度やっても病変の位置がマンモグラフィで写せなくて、もはやこれ以上、撮影されると、【被ばくする!】って思うぐらい撮影されたので、一時中断してもらい、担当医師と話をしたところ、先生は、

「ここのマンモトーム生検検査用の、マンモグラフィの機械が古い為、うまくできないので、後日、僕が常駐している病院・Kuakini Medical Center (クアキニ医療センター)へ来てください、クアキニ医療センターの方が機械が新しいので、検査が出来ます。」と言うので、その言葉を信じてKuakini Medical Center (クアキニ医療センター)に行くことにした。

豆知識

マンモグラフィで乳房が受ける放射線量はおよそ1~3ミリグレイと測定されています(装置や体格により多少異なります)。 乳房に限定した部分被ばくなので、身体への影響はほとんど心配ありません。

2件目の病院 Kuakini Medical Center(クアキニ医療センター)でも検査できず、全摘出をすすめられた

医師に奨められた、Kuakini Medical Center (クアキニ医療センター)に行ったが、また、【被ばくする!】って思うぐらい撮影されたが、いくらやっても病変を確認することができないので、もちろん、病変部の組織を吸引もできていない。

今、考えると、この医師の腕の問題だったと思う。

検査ができないこの医師が私に提案してきたことが怖すぎる!

「片側の乳房を全摘出して、検査するか、もしくは、癌かもしれないけど、このまま、なにもしないでほっておいて、ひどくなってくるのを待つしかないですね。」

耳を疑った!

「乳がんじゃないかもしれないのに、乳房、全摘出するんですか?」

「だって、乳房、取らないと検査できないから」

ここに来たら、出来るって言ったのに、、

さすがに、この医師に不信感が芽生えたので、自分の婦人科の先生に相談することにした。

3件目病院 クィーンズ・ホスピタル・ウエスト (Physician Office)でも検査できず、全摘出を勝手にするつもりだった医者

自分のかかりつけの先生に相談したところ、【乳がんでもないのに乳房とるなんて!】先生もそれには大反対。

でも、そんな事になっているのを知らなかった先生は、

「あまりにも、検査に時間がかかりすぎているので、急いで、違う病院と先生を探します。」と言ってくれた。

先生からすぐに電話が来た。

「先生が見つかりました。」

「マンモトーム生検検査が得意なので、必ずできると言ってくれましたよ、かなり自信があるみたいで、僕は患者さんを、その先生のところに送るのが初めてなので、電話でも話もしてみたけど、いい先生みたいですよ。」

「すぐにマンモグラフィ検査の映像を持って、その先生のところへ行ってください。」

クィーンズ・ホスピタル・ウエストのフィジシャン・ビルディングの中のオフィスにあるお医者さんに会いに行きました。

ガラの悪い、大きな、両腕、入れ墨だらけの男がいた。

なんと、そいつが医者だった。

ガラも悪いし、入れ墨だらけ、頭は坊主、おまけに態度も悪い。

でも、自称、腕がいいらしいからね。

「どこに行っても、マンモトーム生検検査できなかったんだって?」

「はい!」

「僕は、出来るから5分か10分あれば」

「いつ、やりますか?今日、いつやるか日にち決めて帰ってください。」

随分、強引だったが、まーここまでは、よかったのだが、

私の一言で奴が豹変した。

「あのー傷口は、何センチ位の傷になりますか?」

「えっ、あんた、なに、言ってんの?」

「そんな、小さい乳房、残しておいてどうするの?」

「俺は、乳房、全部、切り取るんだよ!」

奴の迫力で、心臓が止めるかと思うぐらいビックリした。

奴は完全に狂ってる。

変な断り方でもしたら、暴れそう、逃げたいけど、私が持参した、マンモグラフィの映像を奴の手から取り戻さないと、、

まるで、人質みたいになっているマンモグラフィの映像

やっと、絞り出した嘘が旦那もいないのに、

「うちに帰って、主人と相談して、連絡します。」

それでも、マンモグラフィの映像は返してくれそうもない、どうしょう。

「一度、考えるので、マンモグラフィの映像もって帰ります。」

奴は少し、渋ったが、投げつけるように返してきた。

なんとか、マンモグラフィの映像を返してもらった私は、そいつのオフィスを出て、自分の車をとめてあるところまで、走った。

車に戻り、すぐに、担当の婦人科の先生に電話した。

「先生、たいへん、話よく聞いたら、乳房切り取るって言ったよ!」

「えー!もう行かないで!マンモグラフィの映像はどうした?」

「取り戻してきた!」

「よくやった!」

「変な先生だったんだ、電話で話した時はわからなかったよ。」

「うん、完全に気が狂ってるよ、やつ!」

「OK、マンモトーム生検検査が上手な先生がいるんだけど、今、バケーション中だから、早い方がいいと思ったんだけど、やっぱり、その先生がバケーションから帰ってくるのを待って、その先生にしてもらいましょう。」

でも、傷がどれ位残るかを聞いてよかった、もしも、聞いてなかったら、目が覚めたら、乳房が切り取られて、なくなっていたんだよね。

4件目の病院 クィーンズ・ホスピタル・ダウンタウン

マンモトーム生検検査 15分で終わりました。

 

 

まとめ

最後の4件目の検査の時についてくれた看護婦さんに、今までの、過程を話したところ、自分が知っている患者さんの中にも、乳がんじゃないのに、乳房取られちゃった人が結構いるって、話してました。

2件目に行った病院の看護婦さんも医師が部屋を出て行ってから、自分の知り合いも、検査の為に乳房取ってしまったけど、結局、乳がんじゃなかったのよ、って。

私も、もう8年も前の検査の話だけど、今も、乳がんじゃないし、みなさん、気を付けてくださいね。

乳がんでもないのに、検査の為に乳房を全摘出しょうとする医者がいます。

気を付けてください。

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