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【ハワイで歯医者】日本で治療した歯が、根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)で抜歯

日本で受けた根管治療が中途半端だった為、根尖性歯周炎になりました

歯の根っこに膿が溜まってしまう病気【根尖性歯周炎】になってました。

自覚症状は全く無かったのですが、歯の定期検診の時、レントゲンを撮ってわかりました。

レントゲンで見ると、歯の根っこの部分に黒い丸い影が映ってました。

すぐに治療ができるものと思って、軽い気持ちで紹介された専門医ルートカナル(根管治療・神経専門)に行きましたが、専門医の先生は

「差し歯なので、この差し歯をきれいに外して、歯を残す方法では根の治療をすることはできないと思います。」

「多分、成功率は25%で75%の確率で、歯が治療中に割れてしまうと思いますよ。」

「僕が失敗して、僕の病院にお金を払って、また、インプラントの専門医のところに行って歯を抜いて、インプラントのお金を払うなら最初から、インプラントの専門医に行って、抜歯した方が、時間とお金が節約できますよ。」

と専門医に言われてしまいました。

確かにそうだよね。

でも、痛くもないし、しかも結構なお値段出して作った差し歯なのに、抜歯しか道は無いって、かなりショックな話で、、、。

でも、歯を抜かない事には、病巣部の治療が出来なくて、そのうちひどくなると顎の骨まで広がってしまうとの事だったので、早速、今度はインプラントの専門医のところへ行きました。

そこで、また、ショックな話がありました。

「歯を抜いた後の選択肢は入れ歯かブリッジかインプラントしかありません。」

インプラントにする場合は、

「前歯なので、2本抜かないと埋め込むネジのスペース的に足りないので、隣の歯も抜かないといけません。」

「えーっ!!」

でも、その後のレントゲンで【根尖性歯周炎】が隣の歯にまで広がって来てるのが、確認されて、結局、2本の抜歯になってしまいました。

今回、歯を2本抜いて、そのうち1本はBone Graft(骨移植)が必要だったのは、日本での根管治療が不十分(途中までしかされていないから)だった為に【根尖性歯周炎】なってしまいました。

恨んでも恨み切れないですよ。

日本での歯医者選びは、根管治療が得意な先生を探しましょう

アメリカに住んでから、歯医者さんで歯のレントゲンを撮るたびに、日本で治療した歯の治療法にビックリされることが多々あります。

日本の歯医者さんで受けた根管治療が根先までキチンとされていないことが、レントゲンをみるとすぐわかります。

アメリカに来てから根管治療を受けたものは、根先まで、完全に処理されていますので、素人の私でも一目瞭然でどこで治療を受けたものかの判断ができます。

日本で治療を受けた歯は、見た目は一見きれいに治療されていて、差し歯になっていたり、クラウン(かぶせもの)がついているのですが、これがくせ者で、根管治療が途中までしかしていなかったりするのです。

なので、問題が後から出てくるようです。

今回、私も初めて知ったのですが、根管治療が不十分だと後から痛みが出てきたり、根っこに膿がたまったり、いろいろな問題が出てきます。

根管治療が上手にできていないのに、差し歯やかぶせもので蓋をされてしまうと、しばらく、こちらは素人ですから、わからないですからね。

全く、ひどい話ですよ。

時間が経ってから、また、やり直しですから、お金も時間もかかります。

今さらですが、日本での歯の治療は、特に根管治療は、高度な技術が必要ですので、最初から根管治療の得意な歯医者さんに通う事をお勧めします。

上手な歯医者さんを探しましょう。

後で大変な事になりますからね。

アメリカの歯医者さんは、細かく専門分野が分かれていますので、根管治療は専門医ルートカナルに行きますので、安心ですね。

根管治療とは?

日本だと、根管治療が必要な時「こちらの歯の神経取りますね」とか言われるのかな?

根管は直経1mm以下と非常に細く、非常に複雑な形をしており、少しでも取り残しがあると再発する可能性が高いため、歯科医には高度な技術と経験が要求される治療なのです。

根管治療では、根管を清掃・消毒した上で薬剤を詰めて蓋をします。

しかし、清掃や消毒が不完全で細菌を残してしまった場合、治療後に根管内で虫歯が再発します。

また清掃と消毒が完璧に行われたとしても、完全に密封できていなければ、治療後に細菌を含む唾液が侵入し、虫歯が再発することもあります。

根管治療後の経過が思わしくない場合、被せた冠ならびに義歯もろとも歯を台なしにしてしまいます。

【根尖性歯周炎】はどんな病気?

【根尖性歯周炎】とは、歯の根っこに膿が溜まってしまう病気です。

顎の骨や歯茎といった歯の周りの組織に広がることもあり、症状の有無や炎症の進行によって急性と慢性に分けられます。

急性の場合は、ズキズキして痛い、歯茎が腫れて痛いなどの強い症状が出ますが、多くの場合は慢性症状となることが多いです。

慢性の場合は痛みなどの自覚症状がほとんどなく、見た目ではわからないこともあります。

定期検診でレントゲン写真撮影をした時に歯の根っこに黒い影が写っていることで気がついたり、歯茎にニキビのような腫れ物ができてから気がつくことも多いです。

まとめ

今さらですが、私が日本で通っていた歯医者さんは、会社から近いとか、会社帰りに行けるとか、知り合いの歯医者さんだからという理由で歯医者さん選びをしていましたが、今になって後悔しています。

歯科医選びは、高度な技術と経験がある事を条件に決められることをお勧めします。

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